レイアウト・設計 家づくり

ローコストでもおしゃれに!安く見せないデザイン術

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「ローコスト住宅=安っぽい家」――そんなイメージ、もう古いです!
近年では**“コストを抑えつつ、見た目にこだわった家づくり”**が当たり前になっています。
大切なのは、どこにお金をかけて、どこをシンプルに仕上げるかのバランス感覚

今回は、ローコスト住宅でも“おしゃれに見える”デザインのコツを紹介します。


① 安っぽく見えない家の共通点とは?

✔ シンプルなのに洗練されている
✔ 素材感や色づかいに統一感がある
✔ “見せる部分”と“コストを抑える部分”が明確
✔ 無駄な装飾をせず、機能美がある

🏠 つまり、価格より“工夫と設計力”が家の印象を決めるのです。


② 安く見せないためのデザインの基本ルール

🎨 1. 色数を絞る(3色以内)

→ 外観や内装の色を3色以内にまとめると、統一感が出てスタイリッシュな印象に。

✅ 定番の組み合わせ

  • 白+グレー+木目
  • 黒+ベージュ+アイアン調
  • グレー+ネイビー+白

🧱 2. 素材感を活かす

→ 木目・タイル・塗り壁風など、本物素材でなくても質感にこだわることで高級感アップ。

✅ サイディングでも目地なしタイプを選ぶと、すっきりした印象に


🪟 3. 窓の位置・形・サイズを揃える

→ 外観の“印象”は窓で決まる!

✅ 横長の窓や縦スリット窓をバランス良く配置すると、現代的でおしゃれな外観に
✅ 大きな窓より、リズム感ある配置がポイント


🧩 4. 凹凸の少ない形にする(総二階 or 長方形)

→ 建物の形状をシンプルにすると、施工コストも抑えられて見た目もスマート。

✅ 複雑な屋根・外壁の凹凸はコストがかかりやすく、安っぽくなりがち


💡 5. 照明や小物に“抜け感”を出す

→ 空間全体はシンプルでも、照明・取手・アクセントクロスなど、
ワンポイントにこだわるだけで一気に“おしゃれ感”アップ!


③ 部位別:おしゃれに見せるローコストデザイン術

【外観】

✅ サイディングの色と貼り方を工夫する
✅ 玄関ドアはナチュラルカラーや黒で引き締める
✅ 軒を深めにすると、高級感&機能性もUP


【玄関】

✅ 土間収納(シューズクローク)を設けてスッキリ見せる
✅ 間接照明やニッチ(壁のくぼみ)を取り入れると、来客の印象も◎


【リビング】

✅ 天井を一部だけ高くして開放感を出す
✅ アクセントクロスは1面だけでOK
✅ キッチン背面は“見せる収納”でおしゃれ感UP


【キッチン】

✅ 造作棚+木目でナチュラルに
✅ アイアンやモルタル風パネルでインダストリアルに
✅ タイル風クロスでプチ高級感を演出


【洗面・トイレ】

✅ コンパクトでも照明・鏡・小物の選び方次第で“ホテルライク”に
✅ 洗面は造作風ミラーと収納棚を組み合わせるだけでも雰囲気◎


④ ローコスト住宅で“見た目に差がつく”コツ

💡 コーディネーターに頼りきらず、自分たちでもテイストを明確にしておく!
→ 北欧風、ナチュラル、モダン、和モダン…など、「統一感」を最初から意識することが大切

💡 SNSやPinterestで好みのイメージをストックして共有
→ 好きな実例を見せながら打ち合わせを進めると、ブレがなくなる

💡 “安くても安く見せない”ポイントを1〜2箇所入れる
→ 例えば、造作風洗面台や黒サッシなど、“パッと見”の印象が大切


⑤ 実は“何も足さない”のが一番おしゃれ

✅ 余計な装飾・間取り・色を入れないこと
✅ シンプルで整った空間こそ、洗練された印象に

📌 「おしゃれ=派手なデザイン」ではなく、
「シンプル=美しい」に気づけるかが成功の鍵です。


まとめ:ローコストでもセンス良く暮らす家づくり

✔ 色・素材・形を統一するだけで“おしゃれ感”は出せる
✔ シンプルさの中に“少しの工夫”を盛り込む
✔ 自分たちの暮らしに合ったテイストをしっかり持つ

ローコスト住宅でも、「いい家感」は作れる!
デザイン力=センス+工夫で、あなただけの“かっこいい家”を手に入れましょう。

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