ついに完成間近!待ちに待ったマイホーム。
でも、引き渡し前の「最終チェック」をおろそかにすると、後から後悔することも…。
実はこの「施主検査(完成立会い)」こそ、家づくりの最後で最大のチャンスなんです。
今回は、引き渡し前にチェックすべきポイントを部屋ごとに丁寧に解説します!
① 施主検査ってなに?
引き渡し前に、施主(=あなた)自身が完成した家をチェックする機会です。
・キズや汚れがないか
・仕様が契約通りか
・動作確認は問題ないか
など、実際の「目」と「手」で確認していきます。
📌 チェック漏れは、そのまま「完成」とされてしまう可能性があるので要注意!
② 検査のタイミングと所要時間
✅ タイミング:引き渡しの約1週間〜3日前が一般的
✅ 所要時間:1〜2時間程度(家の広さによる)
✅ 同席者:現場監督・営業担当・施工責任者など
📌 できれば夫婦で参加し、2人で役割分担してチェックするのがおすすめ!
③ 検査に持っていくと便利なアイテム
- チェックリスト(印刷 or スマホ)
- メジャー
- スマホ(写真撮影用)
- マスキングテープ(キズや修正箇所に印をつける)
- 懐中電灯(照明が未設置でも見えるように)
- 図面・仕様書・見積書
④ チェックすべきポイント【部屋ごと】
🏠【玄関】
- ドアの開閉はスムーズか
- カギの施錠・解錠が正しく動くか
- ドアにキズ・塗装ムラがないか
- 照明は正常に点灯するか
🛋【リビング・ダイニング】
- 壁・天井・床にキズ・汚れがないか
- クロスの剥がれ・浮き・色ムラがないか
- フローリングに浮き・軋み・キズがないか
- コンセント・スイッチの位置と数が図面通りか
- 照明が正常に点灯するか
- エアコン用のコンセントが設置されているか
🍳【キッチン】
- 水栓から水が出るか(お湯も)
- 排水に詰まりや異音がないか
- IH・ガスコンロの動作確認
- 吊戸棚・引き出しの開閉スムーズさ
- ワークトップのキズ・割れの有無
- 食洗機(設置済みの場合)の動作テスト
🛁【浴室】
- シャワー・蛇口から水が正常に出るか
- 排水が詰まらずに流れるか
- ドアの開閉・ロック状態
- カビ・汚れ・キズの有無
- 換気扇が正常に動くか
🚽【トイレ】
- 水がしっかり流れるか
- ウォシュレット等の機能が動作するか
- 壁や便器にキズ・汚れがないか
- 紙巻き器・タオル掛けの位置確認
🛏【各部屋・収納・廊下】
- クローゼット・収納の棚板が図面通りか
- 扉の開閉・建て付けがスムーズか
- 床・壁・天井のキズ、クロスの浮き
- コンセント・スイッチの数・位置・通電確認
🧺【洗面・脱衣所】
- 洗面ボウル・蛇口・排水の動作確認
- 鏡・棚にキズがないか
- 洗濯機用の給排水が機能するか
- 換気扇の動作確認
📦【外構・設備】
- 駐車場・玄関アプローチの仕上がり
- ポストや宅配ボックスの設置確認
- 外部コンセントや水栓の位置・動作確認
- フェンスや境界の仕上げ確認
⑤ チェックポイントの記録と伝え方
✅ 気になる箇所はその場でマスキングテープでマーキング
✅ スマホで写真を撮っておくと後日も伝えやすい
✅ 指摘箇所は**「修正対応予定表」にまとめてもらう**と安心
⑥ よくある見落としポイントTOP5
- コンセント・スイッチの位置違い
- クロスのつなぎ目・浮き
- 床のすりキズ(角・隅)
- 排水時の異音や流れ不良
- 窓のロックが固い・ガタつく
📌 「どうせ見えないからいいか」ではなく、**気になったらすぐ指摘!**が鉄則です。
まとめ:引き渡し前こそ、納得の家づくりの“最終仕上げ”!
✔ 最終チェック=後悔を防ぐラストチャンス
✔ 家族で役割分担して、細部までしっかり確認
✔ 指摘したら必ず**「いつまでに直すのか」も確認しておこう**
📌 完璧じゃなくていい。納得して住めるかどうかが一番大事です。