レイアウト・設計 家づくり

建築中の現場チェック:ここを見ておこう!安心のための確認ポイント

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家が建ち始めるとワクワクしますよね!
でも、**「完成した家」を見てから後悔しても遅い…**のが新築住宅の怖いところ。

建築中にどれだけ現場をチェックできたか?
これが、満足度と安心感を大きく左右します。

今回は、「現場チェックって何を見ればいいの?」「行く頻度は?」「どう対応すればいいの?」
そんな疑問に応える、初心者向け現場チェックガイドをお届けします!


① なぜ現場チェックが大切なの?

✅ 現場の進捗を把握できる
✅ 間違いやミスを早期に発見できる
✅ 自分たちの家がどのように作られているか知ることで安心できる
✅ 現場の職人さんとも関係が築けて、丁寧に対応してもらいやすくなる

📌 現場を見る=施工ミスやトラブルを未然に防ぐ最強の手段!


② チェックに行くタイミング(おすすめの6ステップ)

タイミング内容
① 地鎮祭〜基礎工事前地盤改良・基礎配置の確認
② 基礎配筋工事時鉄筋の配置・かぶり厚さ・補強状態など
③ 上棟直後柱や梁の位置/木材の状態/金物の施工状態
④ サッシ・配線設置時コンセント・配線の位置が図面通りかチェック
⑤ 断熱材施工後壁の中が見られる最後のチャンス!施工ムラの有無など
⑥ 内装仕上げ直前クロス・床・建具などの最終確認。キズや色違いなどを要チェック

③ 現場チェック時に見るべきポイント(フェーズ別)

🔨【基礎工事のとき】

  • 鉄筋がきちんと組まれているか(ぐらつき・浮き・ズレ)
  • 配筋が図面と一致しているか
  • 配管の位置(トイレ・キッチン)に違和感がないか
  • 型枠(コンクリートを流す型)が傾いていないか

✅ ※写真を撮って記録しておくと、あとでトラブルになったとき証拠になります!


🪵【上棟後の構造チェック】

  • 柱や梁にヒビや割れがないか
  • 金物(ボルトやプレート)の取付けがしっかりしているか
  • サッシのサイズ・位置が図面通りか
  • 屋根・壁の通気部分(通気胴縁など)が確保されているか

💡【電気・配線チェック】

  • コンセントやスイッチの位置が間取りに合っているか
  • インターホン・TV・LAN・エアコンの配線位置が適切か
  • ダウンライトや照明が「設置予定通り」に入っているか

📌 この段階でのミスは後から壁を壊すような大事になるので、慎重に!


🧱【断熱材チェック】

  • 断熱材が“隙間なく”きっちり入っているか
  • 発泡ウレタンなら「厚さ」にムラがないか
  • 窓まわりや柱の隙間に断熱がしっかり入っているか

✅ 断熱は“壁を閉じる前”しか見られないので、最重要チェックポイント!


🏠【内装工事中の確認】

  • クロスの剥がれ・シワ・色違いがないか
  • フローリングにキズがないか(搬入時に傷がつきやすい)
  • 建具の建て付けや開閉状態
  • キッチン・浴室・洗面などの仕様が図面通りか

④ チェック時の持ち物・準備

✅ 図面(間取り図・コンセント配置図・仕様書)
✅ メジャー・スマホ(撮影用)
✅ メモ帳 or 現場チェックリスト(PDFでまとめると便利)
✅ 汚れても良い靴・服装(現場は砂・ホコリ多め)

📌 わからないことはその場で現場監督に聞くのが◎
 → 気になる点は遠慮せず質問&記録!


⑤ 見学時のマナーと注意点

  • 職人さんへの挨拶は忘れずに!
  • 無断で現場に立ち入らない(必ずハウスメーカーに確認)
  • 工具や資材には触らない(危険!)
  • 雨の日や足場が悪い日は無理をしない

📌 「監視」ではなく「一緒にいい家を作る」というスタンスが大事!


⑥ よくある現場チェックでのトラブル&対処法

  • 配線ミス(キッチンにコンセントがない!) → 早期発見で修正可能
  • 壁紙の色が違う → 発注間違いは仕上げ前に指摘!
  • 床にキズ → 写真+報告で対応してもらえることが多い

「あれ?」と思ったら遠慮なく連絡 → 写真で残すのが基本!


まとめ:現場チェックは“いい家づくり”のための大事なアクション

✔ 建築中の確認が、安心・納得・満足度につながる
✔ チェックポイントは「基礎・構造・断熱・配線・内装」
✔ 見る・聞く・記録する の3ステップでOK

📌 一生に一度の家づくり。完成してからでは見えない部分こそ、建築中にしっかり見ておきましょう!

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